指導方針
幼年から中学生まで幅広い年代の子ども達が柔道の稽古に励んでいます。
柔道の創始者である嘉納治五郎先生が唱えた「精力善用」「自他共栄」の柔道の精神を尊び実践していくことで、柔道の稽古を通して自己鍛錬をしています。
柔道は「礼に始まり、礼に終わる」という日本の武道精神を重んじています。試合に勝つことは大きな喜びであり目標でありますが、勝つことだけに執着することで試合に勝って相手の気持ちを省みることを忘れガッツポーズなどすることのない人間を育てたいと考えています。相手を敬い、人間として他人を尊重することができるようになることが現代において大切だと考えます。また柔道は相手なしでは成り立たない、一人ではできない競技です。稽古の中で時には痛みを伴うこともあります。痛みを感じ、他人を尊ぶ心を育むことができる武道です。
本来の自己鍛錬の目的を忘れることなく、自分に厳しく、自分を取り囲む周囲の人々に対しては気遣いができる、世の中の為に尽くすことができるような素晴らしい人格を持った人間になれるよう、柔道以外の部分でも柔道の精神を取り入れた生活ができるよう指導しています。
柔道の実技は基本をしっかりと教えます。いきなり難しい技は教えません。何事も基本が出来てこそ、応用ができるようになります。
部員内訳
指導者(全日本柔道連盟 登録)
徳丸 明浩
中野 正行
森 伸治
白鳥 恵一